【JAWS】いま長野がアツい!JAWS-UG長野キックオフに参加してきました
JAWS-UG長野キックオフに行ってきました
こんにちは植木和樹です。JAWS-UG 45番目の支部となる長野のキックオフに参加してきました。発起人のsunoさん(@suno88)には、2月と5月の上越勉強会に参加いただいたりとご縁があったため、ご挨拶だけでも・・・・のつもりだったのですが、当日朝にLT枠が1つ空いていたのをみつけ、せっかく長野に行くんだからLTをさせてもらおうとお時間をいただき、AWSの導入事例をいくつかご紹介させていただきました。
今回もプログラム内容、コーヒーブレイク、その後のビアバッシュ形式懇親会などで大変おもしろいお話を聞くことができました。感想をひとことでいうなら
「長野すごい。キテる。」
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プログラム
当日のプログラムテーブルは第52回勉強会 - 長野ソフトウェア技術者グループ NSEGを参照してください。
前説(sunoさん)
NSEG(Nagano Software Engineer Group)についてと、なぜJAWS-UG長野を立ち上げようと思ったかついてのお話でした。NSEGは2010年2月発足し、これまでの4年間毎月かかさず勉強会を開催して、今回で52回!だそうです。主催者、会計は持ち回り制にも関わらず、毎月勉強会をするってすごいですよね。当日集まった方も相当ギークな人が多かったです。
スポンサードセッション(中澤祐一さん @y_nakazawa1220)
中澤さんは今回勉強会の場所を提供していただいたGeekLabo Nagano(ギークラボ/ぎーらぼ)のエヴァンジェリストの方です。
今回のNSEGの勉強会以外にも、Swift勉強会、Azure勉強会、Arduino勉強会、もくもく会(水曜夕方、ワンチップもくもく、土曜早朝)、3Dプリンターの実演などなど活発に勉強会が開催されているそうです。ギークラボは設備が素晴らしく50名入る会場スペースの他、無線/有線LAN、超短焦点プロジェクター(初めてみましたけど、これすごい!)などを無料で借りることができます。
ギークラボは地元のIT企業 株式会社日本システム技研(JSL)さんが提供されています。なぜギークラボを始めようと思ったのか?「若いIT技術者が首都圏へ流れてしまってる。しかし長野にも技術を持ったエンジニアはたくさんいるはず!ギークラボを情報の集積地として技術者が集まり、From Naganoとして長野から技術を発信する場にしたい!」という思いからだそうです。素晴らしいですね。
クラウドとAWS(sunoさん @suno88)
当日集まった技術者の方の多くはAWSが初めての方だったようで、まずはクラウドとはなにか、AWSとはなにかについての説明でした。クラウドといえば*aaS
- IaaS ... Infrastructure as a Service
- PaaS ... Platform as a Service
- SaaS ... Software as a Service
そして
- ZaaS ... Zangyo as a Service(笑)
AWS クラウドで構築するスマホアプリ バックエンド(垣田さん @kaki_k)
スマホアプリのバックエンドをELB+EC2+RDS+S3の構築した事例紹介でした。インストールにchef-soloを使い、監視にZabbixを使用し、パフォーマンス測定にはNew Relicを使って、ログ収集はfluentd+elasticsearch+kibanaという先進的な構成で興味深かったです。運用担当の身として、まとめの「どう運用するか」というところでウンウンと共感してました。
AWS Essentials (吉田真吾さん @)
cloudpackの吉田さんからはAWSやJAWS-UGの活動についての紹介でした。2012年のAWSウルトラクイズで優勝して、その年のre:Inventへ招待され「クラウドで食っていける」と考え転職された経緯をお話されていました。この辺のお話をより知りたい方は以下のインタビュー記事もどうぞ。
Ruby で aws-sdk で AWS がサイコーにクールな 3 つの理由(山口与力さん)
cloudpackの山口さんから。pry便利!CloudFormation使いにとってkumogataは神ツール! 詳しくはスライドをぜひご覧ください。明日から早速使わせていただきます。
山口さんは長野出身だそうで、今後もJAWS−UG長野に出るついでに実家に帰る(逆?)そうです。
AWS事例紹介(植木)
はい、私も事例紹介させていただきました。当日会場に到着してから急ごしらえした資料なので雑で申し訳ありませんでした。AWSらしいエキサイティングな事例をご紹介できたんではないかな〜と思ってます。ワクワクしていただけたのなら幸いです。弊社事例は以下からどうぞ!
まとめ
上越から山一つ越えた土地でここまでIT熱が高まっていることを恥ずかしながら知りませんでした。上越からは信越本線で1時間強、片道1000円で行ける距離でこれだけレベルの高いIT勉強会が開かれているのを知れたことが今回のもっとも大きな収穫でした。ぜひ地元のITエンジニアにも紹介したいと思います。そして上越でもIT勉強会の文化を定着させ、相互交流を行っていきたいですね。
大宮〜長野〜上越〜富山〜金沢で、JAWS-UG北陸新幹線地区ですかね〜。
おまけ
ビアバッシュ形式の懇親会でみつけたIBM Palmtop PC110。左上の赤いポッチがトラックポイント。そして左右それぞれに左/右クリックボタンが計4つ配置されています。
OS(Windows 3.1)はインストールされていないため起動はしませんでしたが、当時のLinux(Slackwareあたり?)をインストールしてみたいとのこと。インストールできたらNSEGで発表していただけるそうです。楽しみ!